~カメリナペレットについて~

カメリナとは?

アブラナ科の油糧作物で、アマナズナとも呼ばれます。
古くは3000年前から利用されております。
種子から絞られる油には、オメガ3脂肪酸とビタミンEが豊富なのが特徴の一つ。
オメガ3脂肪酸は、古くから馬の炎症を抑える成分として認知されている必須脂肪酸です。

カメリナオイルの特徴

オメガ3脂肪酸は酸化しやすいという欠点があります。
しかし、カメリナはそれ自体に含まれる天然のビタミンEをはじめとした抗酸化成分により、酸化しにくいのが、カメリナのオメガ3脂肪酸の特徴です。
アマニ油もオメガ3を豊富に含む代表的な油ですが、カメリナオイルはビタミンEがアマニ油より豊富に含まれています。

カメリナフィールド

カメリナペレットの成分

カメリナペレットの原料は、カナダ産の種子から搾油された搾り粕のみを使用。
搾油方法は、低温圧搾(コールドプレス)であるため、搾り粕にも約12%の油分があります。
また、油分以外にも粗タンパク、アミノ酸が豊富に含まれています。

カメリナペレット成分(計算値)
油分    :12%(内オメガ3脂肪酸:5~7%)
ビタミンE  :24㎎/100g(内αトコフェロール8.2㎎/100g)
粗タンパク質:37%
アミノ酸:グルタミン酸5.82%、アルギニン2.92%、アスパラギン酸2.98%、ロイシン2.34%、バリン1.87%、イソロイシン:1.42%ほか

カメリナペレット写真

カメリナペレットの手軽さ

オメガ3脂肪酸のサプリメントは様々ありますが、液体の油であると、飼い葉おけがべたつき、洗浄が大変になるという欠点があります。
北日本など寒さの厳しい地域では、油分が凝固し、飼い葉おけを容易に洗えないケースもあります。カメリナペレットは、固形のペレット状なので飼い葉おけも汚しにくく給与が容易です。
また、搾り粕が原料であるため、アマニ種子より価格が抑えられます。
製品は、カメリナ自体に含まれる抗酸化成分により、使用推奨期間が製造から36ヶ月の長い期間がメーカーより設けられています。

↑カメリナオイル、ペレットを給与している競技馬

~まとめ~

  • オメガ3脂肪酸、ビタミンE、アミノ酸などが豊富。
  • 他の植物油より酸化しにくい。使用推奨期間が36ヶ月と長い。
  • ペレットなので飼い葉おけを汚しにくく、給与が容易。
  • 搾油粕を使用しているので、価格が抑えられる。

以上、ご質問、ご興味ある方は、弊社までお問い合わせ頂ければ幸いです。